「考える縫製工場」国内一貫生産

柔軟な納期対応と品質管理

当工房では小ロット・多品種にこだわった生産を行なっております。その納期管理・品質管理手法について一部紹介させていたします。

おおよその納期(リードタイム)

サンプル製作に1~2週間必要です。
また、本生産は1ヶ月あればある程度の量を製作することが可能です。
ご相談により、それよりも早いスケジュールを組んでいくことも可能です。たとえば合計で,1000個が必要だが、最初に100個急げないかというご依頼であれば、そのような対応も可能です。

ただし、余裕をいただける方がミスもなくなりますし、当工房としてもありがたいというのが本当のところではあります。

柔軟な納期管理のために

スケジュールの早期決定

当工房ではご注文いただいてすぐに納品までの工程を決めます。
裁断・縫製の担当者を決め、材料の購入や2次加工先へ予定を連絡していきます。

ひとつひとつのご注文に対し、早めに仕様書を作成し、早めに材料発注する。
早めに裁断・縫製の担当者がサンプルを見ておく。
この積み重ねを日々訓練しています。 

毎朝ミーティング

当工房では毎朝、それぞれの部署や部署を横断して、各種のミーティングを行なっております。
これは多品種・小ロットをこなす上で日々の状況を把握するために大切なものです。

スケジュールや前日に起こった問題点などを洗い出しながら、日々対応しております。
この日々の当たり前の積み重ねによって、お客様のご要望にこたえられるようにしております。

品質管理について

多品種小ロットにおける品質管理は非常に細やかな確認作業が必要とされます。
お客様のオリジナルをつくるということはそれぞれご要望が違うのでさまざまな注意が必要となります。

当工房では少量のご注文でも必ずサンプルを作ってお客様に確認していただく作業を 行っています。
そして仕様書を必ず作成し、社内伝達に滞りがないようにしております。

また、当工房では複数回の確認により、未然にミスを防ぐよう努力しています。

  1. サンプル確認
      (サンプル作製時にお客様と確認します。
         ↓ 
  2. 先上げ確認
      (本生産の際、一度にすべて生産するのではなく、
       一部製作して思わぬミスがないか確認します。)
         ↓
  3. 本生産確認
      (本生産分について抜き取り検査もしくは全数検査を行います。)

参考ページ:品質向上への取り組み