「考える縫製工場」国内一貫生産

裁断について

裁断についてご紹介いたします。

布を扱う仕事というとミシン仕事がメインであると印象が強いと思いますがその前工程である裁断も非常に大事な工程になります。
良い裁断が行われなければ、良い縫製はできないということができます。

素材によって、柄方向によって、そして作る製品によって裁断方法も様々に変えていきます。
また正確性はもとより効率的な生地の取り方も考慮にいれながら作業する必要もあり、非常に注意力のいる仕事です。

機械裁断

延反機

延反機

生地を有る一定の間隔で自動で重ねていく機械です。
重ねた生地の上に型紙をおいて一度な数10枚~100枚程度裁断していきます。大きなロットのときに活躍します。

裁断台(針かけタイプ)

裁断台(針かけタイプ)

手作業にて生地を重ねていく台です。

裁断機

裁断機

重ねた生地を裁断する際に使用します。もっとも汎用性が高い裁断機です。サイズも大小あります。

ひも通し

バンドナイフ

細かなものを裁断するのに適しています。

ポンス(油圧式裁断機)

ポンス(油圧式裁断機)

生地の上に抜き型をのせ、強い圧力をかけて生地を打抜きます。バンドナイフや裁断機では切れない細かな加工が必要なものや、動きやすい柔らかな生地を裁断するのに適しています。

目打ち機

目打ち機

ポケットの位置など目印となる穴をあける機械です。
この目印が縫製時に重要になってきます。

手裁断

手裁断一枚一枚絵柄にそって裁断しなければならないときなどは断ちはさみで裁断していきます。
また生地の柄方向などをあわすときなど荒裁ちをする際にも使用します。